最新技術
i-Construction

建設の次なるステージへ

TOPi-Construction

「建設現場における生産性向上」と
「労働環境の改善」を同時に実現する

当社では、作業現場が常に異なることや複雑な分業制などで、生産性向上のための施策を打ちにくいという課題に対して情報通信技術(ICT)を活用した建設DX(デジタルトランスフォーメーション)を導入し、生産性向上や、経営環境の改善に取り組んでいます。
私たちは、建設DXを推進することで、建設業界全体の活性化と社会貢献を目指しています。
そして、建設業界における建設DXを担う人材として活躍できる場を提供しています。

i-Constructionと建設DXとは?

建設DXとは、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を活用して建設業の仕事のやり方やビジネスモデルを変革し、生産性を向上させる取組みを指します。この動きは、労働力不足や高齢化、そして労働生産性の低さといった建設業界が直面する課題に対応するために注目されています。例えば、ICTの活用による建設プロセスの効率化、BIM/CIMの導入による3次元モデルを活用した設計・施工、そしてインフラモニタリングによる社会インフラの維持管理などが挙げられます。国土交通省は「i-Construction」の推進を通じて、2025年度までに建設現場の生産性を20%向上させることを目標に掲げており、さらにiconstruction2.0ではこれまでの取組みをさらに進め、 2040年までに現場の建設生産性を1.5倍向上することを目指しています。このように建設DXはその実現に向けた重要なステップとなっています。

Utilization

BIM / CIM - ICT 活用

•BIM( Building Information Modeling ):ビルなどの「建設・建築領域」で活用されます。
•CIM (Construction Information Modeling) :インフラ整備などの「土木領域」で活用されます。

土木での3Dモデル(CIM)の活用

  • 起工測量

    起工測量出来高測量には地上型レーザースキャナーを使用しています。 また、令和6年4月から最新式の移動体レーザースキャナーを導入し、ICTを強力に推進しています。

  • 点群処理

    不要な点の除去などの点群編集機能はもちろん、間引きされた3次元点群データと3次元設計データから土量の集計を行ったり、出来形集計をヒートマップでわかりやすく表現できます。

  • 3D設計データ作成

    SiTECH 3Dは、3次元設計データ要素解析抽出機能を搭載し、効率的に2次元図面を変換することにより、リアルタイムな施工管理を実現する3次元データを作成する3D施工データ作成ソフトです。
    3D施工データを作成することにより「だれでも、いつでも、どこでも」リアルタイムに設計との比較、設計への誘導が可能になります。
    また、若年技術者でも計算ミスがなく、手戻りが少ない安心して任せられる現場が実現します。

  • 3D構造物モデル作成

    作成した⾯を押し出すことで、簡単にモデリングできます。
    ソリッドモデルを簡単な操作で作成・配置が可能です。基本的な操作は、2ステップ。①⾯を作成し、②押し出すだけです。複雑な形状は、モデル演算機能で重なり部分を抽出したり、切り抜きしたりするなどの編集ができます。

  • BIM / CIM 統合モデル

    多彩なファイルフォーマットの⼊⼒に対応し、統合した BIM/CIM モデルを簡単に作成できます。
    3Dイラストの配置や4Dシミュレーションで時間軸に応じた統合イメージの確認ができます。 さらに、SiTE-NEXUS上に配置した構造物モデルは、BIM/CIM モデルとしての閲覧だけでなく施工時にも活用することができます。

建築での3Dモデル(BIM)の活用

  • 設計照査

    設計図からBIMモデルを作成する際、意匠図や構造図、設備図などを相互に連携し齟齬がないかチェックします。
    施工内容を早期に決定していくことが手戻り防止、工期順守に繋がるため、早期に確認します。

  • 現況測量

    現状地盤、障害物などをスキャンして取り込むことで、土量の確認を行ったり、施工離隔の確認を行ったりすることができます。

  • 干渉チェック

    意匠、構造、設備のモデルを統合し、干渉箇所がないかチェックをしていきます。
    構造躯体や設備配管が仕上げの中に納まるか、設備ルートが構造上可能な位置にいるかなどを目視で確認していきます。

  • 施工ステップ作成

    仮設計画や掘削、重機配置などを行い、各工程の施工状況を可視化していきます。
    ステップ図を作成すれば工事がどのように進んでいくか見ることが出来るため、現場の入場教育や新入社員教育にも活用しています。

  • 数量算出

    BIMデータからコンクリート量や土量などの集計を行い、発注や計画に活用します。
    産廃の抑制を行うことで環境保全に貢献します。

実例

CASE
施工管理の
効率化

施工手順や使用重機の選定間違いを防止

BIM / CIM モデルを用いた施工ステップ(4次元)を作成し、施工計画書通り工事が進捗するか確認。
施工ステップ図を作成し、重機位置、施工部分の可視化を行うことで、作業手順の効率化を図る。

若手職員への共有

協力業者への共有(安全訓練時)

CASE
協議の効率化

既設構造物等の干渉による施工手詰まりで
可視化により変更協議を円滑化

3Dモデルにより、既設構造物等の干渉状態を確認し、変更協議を円滑に行えるようにする。樋門・樋管本体工の構造物の位置関係を3Dモデルにより可視化することで接続時の検討に活用する。

川表側

川裏側

CASE
リスク検証

異なる施工業者の立ち入り施工を事前に
シミュレーション

3Dモデルで各施工箇所に必要な重機を配置し、可視化することで安全な現場施工を実施する。
3Dモデルを使用した新規入場者教育及び安全管理を実施する。

クレーン作業シミュレーション

盛土シミュレーション

CASE
情報共有

関係者協議・住民説明・広報等への完成イメージの共有

現場見学会及びインターンシップを実施し、3Dモデルを共有し担い手確保及び工事理解を深める。
近隣住民に3Dモデルを記載した広報を配布。

関係機関視察

現場見学会(VR体験)

現場見学会(AR体験)

Construction Works

施工実績

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