このたび、香取神宮の鳥居立替工事を当社で施工いたしました。
従来の木造から、耐久性に優れた鉄骨造へと改修し、末永く地域の皆さまに親しまれる鳥居として新たに生まれ変わりました。
竣工式では、「鳥居矢越の蟇目(とりいやごしのひきめ)」の儀式が執り行われました。
この儀式で用いられる「蟇目(ひきめ)」とは、
空洞の木製の筒を取り付けた矢のことで、矢が放たれる際に内部の穴を空気が通り抜け、
笛のような鋭い音を発して邪気を祓うとされています。
矢が放つ音とともに清めを行い、鳥居の完成を祝う大変貴重な神事です。
今回はその様子を映像として記録いたしました。
音の鳴る矢が放たれる瞬間にもぜひご注目ください。
今後とも、地域の歴史と文化を大切にしながら、安全で確かな施工に努めてまいります。